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- > 白髪は正しくケア!白髪が生える理由や悩み別ヘアケア対策
少しの白髪も気になりプチプチ抜いてしまったり、根元の目立つ白髪を強烈なカラー剤で頻繁に染めていたり…白髪は目立たなくなるかもしれませんが、実はそれ白髪をますます増やしているかもしれません。
本記事では白髪ができる原因や症状から対策まで、白髪の悩みを解決する様々な情報をまとめました。
白髪が目立ってくると一気に老けた印象になるため、見た目を気にして髪を染めたり抜いてりする人が多いでしょう。
その方法で見た目は改善されるかもしれませんが、本質的には白髪を解決できていませんよね。老化現象の放置や間違ったヘアケアは、今後ますます白髪を増やす可能性もあります。
花王の調査によると、30代後半女性の髪の悩みは「白髪」が1位。40代以上ではほとんどの女性が白髪に大きな悩みを抱えると言います。
そのくらい老化による白髪の発生頻度は高く、加齢と共にどんどん増えていくのが当たり前でもあるようです。
しかし、白髪の原因はさらに多岐に渡ります。
白髪の悩みが多い理由は発生原因が多い事も関係しているのです。自分の生活スタイルや置かれている環境を見直す事で、老化以外にも白髪の原因を探ってみましょう。
白髪の増え方は人それぞれで、ポツポツと白髪があるものの少ないままで50代を迎える人もいれば、すぐに真っ白になってしまう人もいます。
その理由は遺伝も影響していますが、体内環境や精神状態または頭皮の健康状態に大きく関係していると言われています。
髪のある部分だけ白髪が増えるのを一般に「部分白髪」と呼びます。部分白髪は、ある一定の刺激やストレスが加わる事で、一部分にのみ集中して白髪が生えてきてしまいます。
髪の分け目に多い人は紫外線ダメージが原因だったりこめかみに生える人は神経疲労やストレスが原因だったりします。
白髪を予防するならまずはすぐに始めていきたい対策があります。「頭皮と髪への刺激を減らす事」と「頭皮の血行を良くする事」です。
髪にとって紫外線は天敵です。紫外線の刺激によってメラニン色素を作る機能が低下して白髪が増えていきます。シャンプーや白髪染めの使いすぎによる頭皮への刺激も悪影響です。
また、頭皮のコラーゲンがなくなり皮膚が硬くなる事で育毛機能が衰えてしまいます。眼精疲労による筋肉のコリや血行不良、内臓機能の低下やストレスによる体調不良も間接的な原因になるので、できるだけ早めに改善するのが良いでしょう。
少しずつ増えてくる白髪は気になりますし目立つので、つい抜きたくなってしまいますよね。
しかし、白髪は抜いても次にまた生えてくる髪もほぼ白髪です。さらに、生えてくる度に抜いていると毛根が弱ってしまい、今度は生えてこなくなって薄毛に悩まされます。
白髪を防ぐために「頭皮の血行を良くする」方法をご紹介します。
老化した頭皮は黒髪を作る役割のある色素幹細胞の機能を弱めます。頭皮を柔らかくして血流を改善し、メラニン色素が正常に作られるようにしましょう。
頭皮をマッサージする時は頭頂部からしっかりもみほぐし、血液の出入り口になる首も併せてマッサージしましょう。肩コリや眼精疲労のある人は念入りにほぐしてあげると効果的です。
そして頭部だけでなく体全体の流れを良くしてあげましょう。体全体でスムーズに循環させる事が大切です。
頭部には白髪を予防すると言われる「ツボ」もあります。頭皮マッサージと一緒にツボ押しも実践してみると相乗効果を期待できます。
また、体にある血行を促進するツボにお灸をする方法もあります。
白髪が増えたらカラー剤で白髪を染めて目立たなくさせる方法が一般的です。しかし、このカラー剤は使えば使う程、白髪を増やしている行為になっているかもしれないのです。
一般的に市販されているカラー剤は頭皮に強い刺激を与える化学薬品が多く含まれています。頭皮がピリピリと痛んだりかゆみがでたらダメージを受けている証拠です。
その化学物質が頭皮に染み込むと、細胞やメラニン色素(メラノサイト)の働きを弱くして白髪が増えるのです。
カラー剤を使う時は、含まれる成分をしっかりチェックしてできるだけ低刺激のものを使用するようにしましょう。
カラートリートメントは頭皮と髪に刺激がすくない成分で作られています。潤い成分も含まれているので髪を補修しながらカラーリングできるのが魅力です。
ヘナカラーとはヘナという植物を使ったカラー成分なので、頭皮や髪に悪影響な物質は一切含まれていないのが特徴です。
美容院で染めているという人は、できるだけオーガニックカラーなど優しい成分のカラー剤を使用している美容院を選びましょう。
夜更かしやジャンクフードの食べ過ぎなど不規則な生活は、白髪を増やすもとになります。白髪を減らすために、規則正しい生活をして体内環境から整えていきましょう。
健康な髪にするにはまず体の中から栄養を取り入れる事が大切です。
白髪になりやすい食事は控えて、髪に良い栄養素を含む食材を取り入れましょう。
ポリフェノールは抗酸化作用があるため老化防止に繋がります。黒ゴマに含まれるセサミンは髪のメラニン色素(メラノサイト)を活性化させる働きがあるとされています。
それに、コラーゲン生成や皮膚の保護を強化するビタミンやミネラルは毎日の食事に欠かせない栄養素ですね。
これからの食材を頻繁に取り入れるのが難しい場合は、サプリや酵素ドリンクなどもおすすめです。毎日気軽に摂取できるので忙しい人や好き嫌いの多い人にも便利です。
「眠りが浅い」「なかなか寝付けない」などの睡眠に関する悩みがある人は白髪になりやすいかもしれません。
寝ている間には「成長ホルモン」という物質がたくさん分泌され、体を休めるだけでなく体中の細胞を新しくして元気にしています。
ですから子供が成長するのは夜が中心ですし、肌が綺麗な人は適切な時間に深い眠りにつけている事が多いはずです。
成長ホルモンは髪の発育に関わる毛母細胞の働きも活性化させます。ですので反対に眠りの質が悪いと、白髪や薄毛、髪の乾燥などにも繋がるのです。白髪を予防するには質の良い睡眠をしましょう。
運動不足になると筋力減退によって新陳代謝の低下に繋がります。血行促進と代謝アップは白髪予防にも繋がります。
また、カロリーを使い汗をかく事で体に溜まった老廃物や悪性コレステロールを排出しやすくなるので、体の巡り向上を期待できます。
運動以外には、毎日のバスタイムはしっかり湯船に浸かって体を温める事、体のストレッチやマッサージを行いコリやむくみを解消し流れでスムーズにする事も効果的です。
細胞を錆びつかせて老化を早める性質のある活性酸素は、アンチエイジングの敵となる存在です。
しかし、活性酸素はあらゆる状況下で増え続けます。ストレスや運動不足、栄養不足の食事やたばこ、過度な飲酒も当てはまります。
活性酸素を除去する生活を心掛ける事で白髪を予防しましょう。
白髪を減らすアンチエイジング法として、話題となっている対策法をご紹介しましょう。
白ごま油でうがいをすると白髪予防になると言われています。白ごま油はインドの伝統療法アーユルヴェーダでも重宝されている美容食材で、白髪や美肌、毒素排出など様々な効果が期待されています。
美容効果が高いと話題のココナッツオイルや日本人の黒髪と相性の良い椿油で頭皮マッサージを行う方法も広く認知されています。
アロマオイルは嗅ぐだけでもストレス緩和になりますし、頭皮マッサージもOK。お風呂に入りながら行うのもいいですね。
炭酸水は毛穴の汚れを浮かして血行促進効果もあります。美容院で本格的な炭酸ヘッドスパができますが、自宅にて炭酸水を使って毎日のヘアケアに取り入れる方法もあります。
「白髪を増やさない、改善する」なら見た目に気を配るだけでなく、体の中から改善するのが重要です。
白髪は生えてきてしまうと黒く染めるしか改善方法はありませんが、頭皮の状態を良くしたり体内環境を整える方法ならたくさんありますね。
白髪予防は諦めずにしっかり続けていく事が大切です。