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- > 簡単に白髪対策はシャンプーで!選び方と効果、注意点
加齢とともに気になってくる髪のトラブルのひとつが白髪ですが、毎日の髪のお手入れの中で出来るだけ対策を行いたいと考える人が多いのではないでしょうか。
日頃行うヘアケアの代表的なものと言えば、入浴時の洗髪です。
髪の毛を洗う際に必ずと言っていいほど使うシャンプーで白髪対策を行えたらとても手軽だしありがたいですよね。
今回は、シャンプーで白髪対策を行いたいと考えた時に知っておきたい情報として、エイジングヘアに対して働きかけるシャンプーの選び方や使い方についてご紹介します。
まず押さえておきたいのが、「シャンプーが原因で白髪になる」「シャンプーのせいで白髪が悪化する」などといった直接的な因果関係は確認されていません。
しかし、白髪との因果関係が認められていないものの、髪のコンディションに大きくかかわる頭皮環境に対しては深い関係があります。
シャンプーを変えたり、やめたりすることで白髪にすぐに影響が出るわけではありませんが、頭皮環境を変化させたり、ダメージや刺激を抑えたりすることで間接的に白髪に働きかけることは期待できます。
また、白髪染めシャンプーや育毛シャンプーなどという、洗浄以外の付加価値を付けたシャンプーも数多く発売されていますが、あくまでもシャンプーは洗浄メインですので、他の効果はサブだという認識の上で使うようにしましょう。
では、具体的にどのようなシャンプーが白髪に対して効果を発揮すると考えられているのでしょうか。
現在出回っているシャンプーには様々な種類がありますし、ヘアケアのアプローチ方法も商品ごとに特徴が異なります。
そこで、白髪や頭皮へのアプローチタイプ別に白髪対策に効果を発揮すると期待されるシャンプーにはどのようなものがあるのか、どのような点に注意して使うと良いのか詳しくご紹介していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
洗浄力の強いアルコールタイプのシャンプーや、ドラッグストアなどで売っている安価な普通のシャンプーは、多くの場合シリコンなどの化学成分や界面活性剤が含まれています。
これらの成分は洗浄力を高めて表面的に髪を保護する効果があり、一見すると髪と地肌に良いように感じられますが、実際には成分の刺激が強すぎてダメージを与えてしまっていることが多いです。
これらの成分が入っているシャンプーを使うことで今すぐその影響がでるということではありませんが 、使い続けていればマイナスになってもプラスになることはないと考えられています。
頭皮の環境が悪化してしまうと、髪の根本にある毛根にも悪影響を及ぼし、毛根にあるメラノサイトという髪の色素を作る細胞を傷つけて白髪をはやす原因を作る事にもなりかねません。
頭皮環境を万全に整えるためには、洗浄力が強すぎないシャンプーとして、ノンシリコンタイプやアミノ酸の入ったシャンプーを使うのをおすすめします。
石油系界面活性剤は洗浄力を高める効果を持つ強力な成分ですが、洗浄力が強すぎて本来必要な油分まで洗い流してしまったり、白髪染めやパーマを落としやすくしたりします。
そのような悩みを解決するのがノンシリコンタイプのシャンプーで、頭皮のトラブルが軽減したり、白髪染めの着色を邪魔しないなどといった効果があります。
最近では、白髪予防成分を同時に配合している商品も開発されています。
洗浄力は弱めですが、地肌の乾燥やべたつきを防止して頭皮の環境を良い状態に保つにはおすすめのシャンプーです。
そもそも頭皮環境を整えるためには頭皮を清潔に保つ必要があるのは確かですが、髪の汚れはブラッシングでほとんどとれますし、シャンプーを使わずお湯で地肌を洗えばほとんどの汚れは落ちます。
同じような意見の皮膚科の医師も多く、髪にハリやコシがないという悩みがシャンプー回数を減らしたら解決したという話もあります。
少なくとも、髪を洗わないことより洗いすぎることのほうが髪や頭皮にトラブルを引き起こす原因になると考えられています。
そのため、髪や地肌を洗う目的でのシャンプーの回数を減らし、2回に1回はお湯だけにするなどの工夫を行うのも、頭皮の健康を保つ一つの方法です。
最近見かけるようになった「白髪染めシャンプー」「カラーシャンプー」は、文字通りシャンプーするたびに少しずつ白髪染め出来るという便利なものです。
白髪染め剤やカラーリングの時のように、放置時間や染毛の手間も一切なく、本当にただシャンプーするだけなのでとても手軽です。
白髪染めやカラーリング剤と比べると染める力はかなり弱く、短髪の男性や白髪がちらちらとあるかないか程度の人なら十分カバーできますが、ある程度白髪の量があると染め残しが出る可能性が高いです。
さらに、毎日使わないとなかなか色がきちんと浸透しないですが、先述のようにシャンプーの使い過ぎは頭皮環境を優先して考えるとあまりおすすめできません。
育毛効果を謳ったシャンプーは多くありますが、ほとんどがノンシリコンタイプ、天然成分配合となっています。
そもそも育毛目的のシャンプーには「白髪を改善する」という効果はありませんが、育毛剤と同じように頭皮環境を整え、白髪だけでなくエイジングヘア全般のお手入れとして使うという意味では効果を発揮します。
特におすすめの配合成分の一例を見てみましょう。
「地肌の健康を守る」「髪に最適な地肌環境を作る」などといった効果を謳っている育毛シャンプーは頭皮環境に効果を発揮すると考えられますので、白髪以外にも複合的にエイジングヘアの悩みがある場合には選択肢として検討するのがおすすめです。
参考記事:白髪対策は育毛剤で叶うかも!使い方と期待できる効果、注意点
ここまで白髪対策に有効なシャンプーを解説してきましたが、実際にどのような商品があるのでしょうか。
白髪の悩みを経験すると、髪の健康をきちんと考えて日々ヘアケアを行っていきたいと強く思うもので、使う頻度が高いシャンプーもできるだけ効果のあるものを使いたいと考えると思います。
「たかがシャンプー」と侮らず、「されどシャンプー」を実感するためにも、白髪ケアや頭皮の健康の保持のためによりよい洗髪環境を整えましょう。
白髪に悩んでいるのに未だに適当にシャンプーを選んで使っている人は、これを機にぜひシャンプーの見直しや洗髪頻度を変えてみてください。
すぐに効果が出るわけではありませんが、継続していくことで白髪に対する効果を実感できると思います。